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去年の忘れもの (延べ・その3)

喪中の我が家でしたが、兄妹甥姪と家族そろって、にぎやかにほのぼのと実家で。
2003年から HDD に蓄積した動画を見て、みんなで笑い転げて。

でも、最後に母と2人になって、どうする?やめとく?といいながら、
病院での父の動画を見て。

またホロリと泣いて。

2012年が、日だまりにつつまれて始まりました。

父さん。 あったかいです。 ものすごく。

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OZ 紀行、年末からの続き~

7/23 早朝、カンガルーを見に。凍った車の窓が温まるのを待ち、朝もやの農場を行く。
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← 3匹が一列になって走っていくのと並行して走る。

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 休憩して何か相談してるような →
 2匹。



「もしも飛び出してきたら、絶対にハンドルを切るな、カンガルーは生き延び、僕らは死ぬ」と、きつく言われました。



 はねられて息絶えていた子。
 霜に凍ってた。。↓
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       地平線を登る朝日はまぶしくて。

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     もう何度も行った、Shed で朝食。            またもやステーキバ~ガ~ ごっつぅ~

去年の忘れもの (延べ・その3)_b0191418_2145597.jpg        ↓ Galah とインコが仲良く草食み。
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Thelma の家のドアノブ。ウサギの罠なのだ ^^
音は鳴らないけど、94歳でもユーモアたっぶり、茶目っけたっぷり♪

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↑ Moore 家のサンルーム。夏に台所を開けるなり大量に入って来るハエに閉口して、ハエ緩衝区域(笑)として作ったらしいけど。。ホントに素敵な空間 ^^
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毎夜、いつ目があいても満点のミルキーウェイが仰げるよう、ブラインドを開けて眠った窓 ^^

この後、町の Hostel(老人ホーム)で、ミニライブ。
ここまで、3日間、Hilston で会った人達が、オールスター集合みたいに集まってくれました(笑

「Smile」や「夏の日の思い出」やら5曲くらいやり、最後はみんなで「エーデルワイス」を大合唱。
ヤンヤの大拍手で、毎年 wagawaga であるジャズフェスに行ってる、バリトンボイスのおじさんは、よかったよかったと、握手をもとめてくれました ^^

晩は、Moore 家の息子3人の家族と、町で多人数が集まると言えば一つしかない、中国人の経営するホールへ。

後で聞くと、一家が揃って食事をするのは、P が前にここへ来た4年前以来らしく。
全く喋らない人同士がいたり、胸がちくりとする悲しい家族の現実もいろいろあるけれど、

ここでも同席してくれた Thelma(Moore家の主の姉)は、P に、絶対にあの子を手放すな、と言ってくれ、
最初の日に訪ねた Moore 家とは何の血のつながりもないのにこの席に同席していたD 夫妻の、
オット君は、私が「I'll be baaaaaaack!!」というと、「You'll be back?」と嬉しそうに笑い、
いつも穏やかに笑む奥さんは、「また来て、この家族のタイになってあげて」と。
この D 夫妻も、かつて大規模農場を経営していて、旦那さんが酒乱で、、という過去を乗り越えて来ているのだ。

「ここは僕らが持とう」とPが提案してくれたので、もちろん!と。
Hilston での3日間は、本当に得難いもので、OZ の物価高を計算に入れても、
この夜の、晩餐のスポンサーになるぐらい、お安い御用だった。

その夜は、もう何年かぶりとなる、一家(ほぼ)全員でのMoore家での宿泊。

天の川なんか見飽きた人達に、見に行こう、と、ヘッデンは私が持ってるから大丈夫、と提案し、
その間、息子君の1人は、星なんかそこそこに、P に個人的に、この数年のトラブルの思いの丈を話し、
私は言葉がよく聞きとれないのをいいことに、無邪気に空を仰いで。

その後、あったかいコーヒーとクッキーを囲んで、PC に映るアボリジニの超常現象の写真について語ったりなどしながら(本物と思う)、Hilston 最後の夜は更けたのでした。

翌早朝、名残惜しい Hilston に別れを告げる。

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ぜいぜい。

もうちょっとだ(笑


しかし、いい旅だったなぁ。。

by noirworldwide | 2012-01-02 23:02
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言の葉(ことのは)、音の波(おとのは)、人の和(ひとのわ)。長い長い間、無口だったピアノ弾きが、おしゃべりな弾き語リストになってお話するダイアリー。


by noirworldwide
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